【スタートダッシュ】勉強が始められない方必見!勉強のスタートダッシュをきる方法
勉強が思うように手に付かない、子供が勉強してくれない。。。
そんな受験生、受験生ママに教える勉強のスタートダッシュをきる方法を伝授したいと思います。
社会人の方やここまで悩んでいない方にも、気持ちの切り替えという面では役に立つ内容となっておりますので、お時間の許す限り読んでいただければ幸いです。
以下のような構成で説明していきます。
どうも、初めまして慶翔です!
受験期の2月が終わり、新高3、浪人の方はあと1年、新小6のお子さんはあと1年で受験になると思います。
もう時間がない、同日模試や直近の模試での成績は志望校に全然足りないのに、「ゲームが目に入る」「SNSが目に入る」。。。そんな日々を過ごしていませんか?
誰でもそういう時はあります。医学部首席の方もそうでした。なぜその差が生まれるか?それは、ただ慢性的にだらだらするのを毎日繰り返してしまうことが問題なのです。
1日でもいいから取り組み方を変えてスタートしてみる、今だけでいいから取り組んでみる、そういう小さな積み重ねが長い目で見ると功を奏するでしょう。周りが勉強していない時に勉強できたら、その差は...言うまでもありませんね。
このサイトに辿り着いたのもそういう理由からかもしれません。そうだとしたらあなたはラッキーです。この記事を読んで取り組み方を変えてみましょう!
目標を立てる
一番基本的なことです。あなたは何のために勉強をしているのでしょうか?
「受験のため」「将来のため」「見栄のため」「資格を取るため」「怒られないため」
十人十色な答えが出てくると思います。ただし勉強に当てられる時間を無駄に過ごしている時、これを本当に意識できていましたか?ということが今回の焦点になります。
漠然と〜〜したいという気持ちはそう思った直後からすぐ消えてしまいます。覚えようと思った知識も3日後には9割が頭から消えるのが人間の脳ですから当たり前ですよね。
だからまずは目標をはっきりと決めましょう。
これがだらだらした時間を減らし、勉強する原動力を生み出す第一歩です。
1.大きな目標を立てる
大きな目標は、将来なりたい自分を想像して決めてみましょう。
具体例:「〜〜(将来の夢)になりたい」「○○中学校にいきたい」、「△△より上のクラスに行きたい」
僕は全部考えていました。特に効果的なのはあいつより上の成績を取りたい!という気持ちでした。競争心は受験においては大きな起爆剤となってくれます。
特に大事なのは現状より上の目標設定をしましょう。現状より下に設定してしまうと頑張る意味がないです。また実現不可能な目標はやめておきましょう。
さて皆さんもお考えになったでしょうか。
まずはその目標を紙に書いてみましょう。実際に行動に起こしたことはなかなか忘れないです。 (この話は他の記事で詳しくまとめたいです)
次にレベルが高いですが、誰かにこうなりたいと宣言しましょう。人に伝えるのは相当ハードルが高いので、家族や相当気心の知れている友達に伝えることをお勧めします。冷やかさない人を選ぶのが大事です。
僕は家族に「次こそは○○クラスに行くからね」や「あいつよりは上のクラスいきたいな〜」など冗談まじりに言っていました。
これを大きな目標でも次の小さな目標でも実践してみましょう。
小さな目標を立てる
自分の決めた大きな目標を達成するために、すぐに達成できることを目標にしてみましょう!
具体例:「復習テストで8割以上3回連続でとる」「基礎トレを7日継続する」「通学中に(英)単語を30語確認する」
このステップを踏めば、大きな目標を達成できるという内容が基本です。
上手な目標は数字や場所を具体的に決めることです。目標を決めることで自分の未来の動きを決めてしまいましょう。自分でレールを敷いておくとあとが楽になります。
もちろん一つだけしか決めないと成績が上がりにくいので、複数目標を決めてみる、科目ごとに設定してみるなど工夫してみましょう。
それに向けて勉強計画などを立てると勉強しやすいですね!
小さな目標の達成度を随時把握する
さて目標立てたらこれらをクリアしていく段階に入ります。一回小さな目標を達成したからといって、ダレてしまうのはよくないですよね。
継続的に目標をクリアしていかなくてはいけません。そのために自分がどれくらい目標を達成しているか可視化していきましょう。
例えば、「毎回の塾の復習テストで80/100点以上とる。」という目標を立てたとします。塾は毎週ありますから、プリントはすぐに山の中に埋もれてしまい、3週間前のテストの点数を確認するのにも一苦労です。
なのですぐに点数を別のものにメモしましょう。テキストナンバーや塾の第○回というのとまとめて把握するために、表するのが良いです。
余裕があれば単元名と一緒に書くと苦手な分野や、復習不足の範囲をあとですぐ確認できると良いのでオススメです。
目標まであとどのくらいかを考えると効果は絶大です!最初は億劫ですが、中盤からはゴールに向けてグングン進んでいくでしょう。
達成した量を見て自分を褒めることは、脳に快楽物質を分泌させ、今後の目標達成の原動力になります。
ただし、そればっかり見ているとそれで満足し、手が止まってしまうので、目標まであとどのくらいかを意識しましょう。
NLPを用いたスタートダッシュ
いきなり知らない単語の登場です。まずはNLPについて説明していきます。
NLPって何?
NLPはNeuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略です。
「え、あの最近PCでよくやるプログラミングで神経に指示を出すんですか!?」
って質問が聞こえてきそうですが、そんなわけではありません。
詳しくは
NLPとは? - NLP-JAPAN ラーニング・センター 公式サイト・神経言語 プログラミング
でよくわかるように解説されていますが、ここでは端的に説明していこうと思います。
これは心理学の研究で判明した、誰でも簡単にできる天才の思考法です。
この思考法を踏襲するだけ、天才たちと同じような結果を出せるよと言うものです。
NLPの思考法には以下にあげる考え方以外にも、様々な方法がありますが、今回のテーマに沿った3つの考え方を紹介していきます。
スウィッシュ
スウィッシュとは掛け声一つでやめたい行動をやりたい行動に変えることを言います。
今回でいうと、ダラダラしている状況から、スウィッシュと言うことで、勉強する行動に移すことを言います。
スウィッシュを言う過程で以下のような思考をします。
- 問題となる行動の映像をイメージします。
- 望ましい行動を、1.より暗く小さくイメージします。
- スウィッシュの掛け声とともに、
- 1.と2.のイメージの大小関係を入れ替えます。
- これを何度か実践してみます。
例えば、ゲームをしている状態から、単語帳を開く状態へスイッチするためにスウィッシュを使うとします。
ゲームをしている状態 < 単語帳を開く状態
でイメージし、 スウィッシュと言って、
ゲームをしている状態 > 単語帳を開く状態
このようにイメージの大きさを入れ替えます。
実際の動作を行うのにはエネルギーが必要な人は多いですが、これなら少ないエネルギーでできますよね!
モデリング
モデリングとは上手くなりたい事柄について、それが上手な方の行動をマネすることです。理想形を徹底的にマネしていけば、自分で高いパフォーマンスを出すことができます。初めの目標の話とも繋がりますね!
今回でいうと、身近な「勉強ができる人」や「すぐに物事に取り掛かれる人」を想像すると良いでしょう。
具体的な方法は以下の5ステップです。
-
うまくなりたいことを明確ににします。
-
そのことがうまい人をモデルに選びイメージします。
-
そのモデルがうまくなりたいことをやっている情景をイメージします。この時に、モデルの表情、しぐさ、姿勢、行動、声色、言葉、話し方がどのようか具体的にイメージします。
-
そのモデルになりきり、イメージトレーニングを何度も行います。
-
最後にそのモデルを自分に置き換え、自分自身が先ほどやったのと同じように行動します。
出典: 直井みずほ(2017)『図解でわかる! NLP』秀和システム
これは勉強に限らず、学校の活動や、大人の仕事でも使える思考法です。 テストで成績を取りたい人は優秀な成績を取り続けている人の勉強法を、営業成績を残したい人は成果を現在進行形で出している上司の仕事を見学させてもらうなどが有効でしょう。
アンカリング
アンカリングは自分が引き出したい感情のスイッチを押すことです。特定の動作をすることである時の感情を思い出し、どんな精神状況でも気分をあらかじめ決めた感情に持っていくようにすることを言います。
今回でいうと、例えばゴロゴロしている時でも、握り拳を突き上げるという行動をすることで、勉強をしたくなる感情を呼び起こさせると言う流れになります。
この流れをどのように作るかについて説明していきます。
まず「アンカー」となるスイッチの動作を決めましょう。日常生活であまりすることのなく、難しくない動作を選びましょう。
過去の成功体験から、自分がなりたい感情になっている場面を思い出し、その気分が最大に達する前に、アンカーをします。
それを数回繰り返すことにより、アンカーが次第にスイッチとしての機能を持ち始めるようになります。
まとめ
今回はダラダラしてしまう人向けに勉強をスタートさせるための方法を書きました。
- 目標を立てる
- NLPを使う
この2点により普段より勉強に進みやすくなると思います。
細かなところで書きましたが、人に言うことで自分を追い込む方法、実際に今僕も実践しているところです。
このようにブログを書くことで、自分も勉強をしなければ、ブログを更新しなければとも思うようになっています。
4千字にもなるブログでした。最後まで読んでいただきありがとうございます!!